想いをカタチに残すお手伝いを

写真屋こぼれ話

 

午前中、「蕨警察はどこですか?」と道を尋ねに、一人の男性がふらりと店に立ち寄られました。
ここは南浦和。蕨はお隣の駅ですが、歩いて行くには少し距離があります。
しかもその方は「蕨駅から歩いて行こうと思っていた」とのこと。

そこで電車の利用をおすすめし、スマホに地図を映して「いってらっしゃい」とお見送りしました。

すると、雨がかなり降ってきた午後――
カッパ姿のその方が再びご来店。

「行って来れたよ、ありがとう。」
そう言って、わざわざお菓子を届けてくださいました。

「本当はお金を払わなくちゃいけないんだろうけど、これで悪いね」
「いえいえ、とんでもないです」

そうお伝えしても、にこやかに「助かったよ」と言い残して帰っていかれました。

お店をしていると、時々こんな温かい出来事に出会うことがあります。
いつかまた、どこかでお会いできたら嬉しいです。

何十年ぶりかに食べたキャラメルコーン。
優しい甘さとサクサクの食感がたまらなくおいしくて、
小さな幸せ度が一気に爆上がりした一日でした。

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